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米国アップル社が自社ブランドカードのクレジットカード「Apple Card」を発表

2019/09/16

日本時間3月26日未明、米国アップル社が自社ブランドカードのクレジットカード「Apple Card」(あっぷるかーど)を発表しました。

(画像引用:公式サイトHPより)

 

Apple CardはApple Pay専用カード

今回発表されたApple Card(アップルカード)はApple Pay専用カードとなっています。Apple Payはコンビニやドラッグストア、大手百貨店など今では多くの加盟店があるので非常に便利。

Apple Payで交通系電子マネーなどにもチャージできたりするので、活躍の場は広がるのではないでしょうか。

このApple Pay(アップルペイ)は、iPhoneやApple Watch(アップルウォッチ)でSuicaやPASMOのように公共交通機関で利用したり、セブン-イレブンやファミリーマートのようなコンビニエンスストアで利用することができる便利な決済方法です。クレジットカードの番号や、決済情報をデバイス(スマホやウォッチ)に保存しないことからセキュリティー面が高いことが特徴となっています。

入会金・年会費は無料

Apple Cardは年会費無料で、遅延損害金、キャッシング手数料、海外利用料金、限度額超過手数料、返済手数料も無料です。(2019年8月時点)

(画像引用:公式サイトHPより)

気になるポイント還元率は2%から

クレジットカード好きが一番気になるのがポイント還元率(笑)

今回のApple Card(アップルカード)のポイント還元率は通常で2%、Apple Storeでのお買い物については3%が還元されます。

そして、注目なのがその還元方法で「Apple Cash」という形のバーチャルカード(実際に手元にカードがあるわけではない)に毎日還元されます!このApple CashはApple Payの機能の一つとされ、還元されたポイントを使う=Apple Payで支払う、という感じになる模様です。日本ではおなじみのLINE Payのように友達や家族に送金したりも可能となるようです。(ただし、Apple Cardの日本国内での発行が未定のため、Apple Cashも日本国内においてはどのようなサービスになるのかは現時点では未定)

毎日ポイントが貯まっていくのは嬉しくて、なんだかついつい使っちゃいそうですね。

Apple Cardの最大の特徴とも言えるセキュリティ重視

Apple Cardの最大の特徴とも言えるのがセキュリティ重視。その一つとして、クレジットカードの券面にカード番号やセキュリティコードが刻印されていない為、情報漏洩がされにくい対策がとられています。

最近のクレジットカードの事件では、レジの店員がクレジットカード番号を1300件覚えて不正利用した、なんていうのもありましたが、カード番号が刻印されていないApple Cardならその点は安心ですね。

なお、Apple Cardのクレジットカード番号は専用のアプリ内から確認できるようです。

国際ブランドはMaster Card

このApple Cardの国際ブランドはMaster Card(マスターカード)ブランドで発行されます。

日本からも発行が可能?

Apple Card(アップルカード)の発行は2019年夏となっているが、日本国内からの発行が可能であるのかは不明。但し、Apple Payが利用可能な店舗は世界中で使えるので日本で使うことは可能なようです。

なお、現時点で判明しているのは米国国内での発行にはアメリカの社会保障番号が必要とのこと。今後の日本での展開が注目です。

Apple CardはAndroidで使用できる?できない?

ここまで述べきたようにApple Card(アップルカード)はMasterCardを国際ブランドとした物理カードが存在するものの、本領を発揮するのはApple Payでの使用になります。また、カードのアクティベート(利用可能状態にすること)にはiPhoneが必要であることから、Androidのみを利用しているユーザーにとってはApple Cardを持つことのメリットは少ないと言ってよいでしょう。

  

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