クレカの教科書

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急な出費(示談金)が発生! そんなときはクレジットカードで支払えるの?

2019/09/16

本格的な事件・事故によるトラブルはもちろんのこと、ちょっとした思い違いや誤解から法律的なトラブルに発展することも珍しくはないようです。

 

なるべくならトラブルには巻き込まれたくないですし、万が一巻き込まれた場合は穏便に済ませたいですよね。その場合にでてくるのが示談金。

示談金とは、いわばトラブルをお金で解決して、双方トラブルが無かったことにしましょうといものです。

つまり、予定外の急な出費。

現金や預貯金に余裕があれば、示談金の現金払いが一番良いのでしょうけど、預貯金はないけどクレジットカードならあるというケースも考えられますね。そこで、示談金はクレジットカードで払えるのか考えてみましょう。

先に結論を言ってしまうと、普通の商品やサービスの支払いと同じような感じでは、示談金の支払いにクレジットカードを使うことはできません。

では、何か良い方法はということで考えられるのが、クレジットカードに付いているキャッシングの機能を利用して、一旦現金を手に入れてから、振込などによって示談金の支払いをするのが一般的のようです。

他には、示談をする相手側がPayPalなどの口座をお持ちであれば、示談金をPayPal経由で請求してもらうことが可能であれば、クレジットカードでの支払いも大丈夫でしょう。

とは言え、街角なので時々みかけるクレジットカードの現金化などはあまりオススメできないのでやめましょう。

示談金の交渉には弁護士を

ちなみに交通事故や傷害事件などの場合、相手方の交渉役に弁護士が出てくることが一般的です。

弁護士との交渉は多少の法的知識があったとしても厄介なもの、こちら側も交渉役に弁護士をお願いするのが望ましいでしょう。

弁護士が介入するだけで数百万円〜数千万円も金額が変わったというケースも珍しくはないようです。

もちろん弁護士への依頼にも費用が発生しますが、その分を差し引いて考えても弁護士へ依頼する価値はあるはずです。弁護士によっては費用は後払い(成功報酬)であったり、クレジットカードでの支払いが可能な弁護士もいますのでよく相談してみましょう。

また、「弁護士など知り合いにいないし…」と思われる方はお近くの弁護士会(弁護士連合会)へ相談するか、弁護士ドットコムというサイトもありますので活用してみてるの良いかと思います。地域によっては、弁護士会や地方自治体でも無料相談会などが開催されていることもあります。

  

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